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2013.04.01 Monday *** - / / - / -


「無条件に愛する子育て」





1.書籍情報
2.概要
3.感想ほか
4.編集後記

   
  

1.書籍情報
◆━━━━━━━━━

【タイトル】
無条件に愛する子育て
(Unconditional Parenting)

【著者】 Alfie Kohn

【発行年】2006年3月

【レビュー数・評価】113、★4

【アマゾンのサイト】
 (米国) http://amzn.to/UHE5sQ
 (英国)http://amzn.to/WTrjwZ
 (日本)http://amzn.to/UHEtaS

   
  

2.概要
◆━━━━━━━━━

多くの子育て書は「どうすれば子どもが言うことを聞くか」
という視点で書かれているが、
本書は「子どもには何が必要か、どうすればそれを与えてやれるか」
という視点で書かれている。
そして「子どもに対して何かをする」のではなく
「子どもといっしょに取り組む」ためのアイディアが続く。
  
どの子にも「無条件に愛される」という根本的なニーズがある。
失敗したり上手にできなかったりしても、
受け入れてもらえるという確信が、子どもには必要なのだ。
しかし、従来の子育てでは、お仕置きやご褒美などの方法で
子どもに言うことをきかせようとするため、
子どもは、親を喜ばせたり感心させたりした時だけ
受け入れてもらえるのだ、と学んでしまう。
   
コーン氏は、「努力して親に認めてもらわねばならない」
と子どもが思いこむダメージについて述べている。
そういうメッセージが、多くの親の思いとは裏腹に、
一般的な子育てから発生してしまうのだ。
   
本書は、よくあるしつけの本とは違って、
親の考え方や感じ方、子どもへの対応の仕方に焦点を当てる。
今までは当たり前すぎて微塵も疑わなかった
子育ての「常識」に疑問を投げかける。
と同時に、「子どもに対して行動する」から
「子どもといっしょに行動する」へシフトするための
実践的なコツを紹介する。
褒めるのではなく、子どもの必要に合わせて
無条件にサポートする必要があると考え、
そのためにはどうすればいいかを伝授する。

   
  

3.感想
◆━━━━━━━━━

2006年に米国で出版されたこの本、当時はかなり売れていて、
出版されて半年後ぐらいに私も買いました。
6年たった今、米国アマゾンでの売り上げ順位は
さほど高くないですが、英国アマゾンの子育て分野では
なんと(約54000冊中)60番台に入っていました!
アメリカでのレビューの数は113もありますし、
再読してみたくなります。
実は買ったばかりのころは、ほかの本に目移りして、
ちゃんと読まなかったんですよね。

    
レビューをざっと見ると、本書は、 
「体罰・お仕置きはよくない、ご褒美や褒めすぎもよくない」
という考え方を深く掘り下げて、
読者にもあらためてそれらについて考えさせるような内容、
という印象を受けました。

    
体罰はやお仕置きはダメという子育ては、
最近では珍しくない(というか主流?)ですが、
それらを使わずに接しているかと問われると、疑問です。
もちろんあからさまな体罰でなくても、
お仕置きとして、おやつをナシにするとか
オモチャを取り上げるなんてことは多いのではないでしょうか。
私の場合は、言葉の暴力
(罵倒はしなくても、皮肉や批判はつい……)は、
すごく気になるところです。

    
ご褒美や褒め言葉の使い過ぎもダメだという
主張もよく目にします。
ご褒美がもらえないなら言うことをきかない、
と子どもに言われて困った親も多いでしょう。

     
普段の自分の子育てを振り返り、
本当に子どもにプラスになるよう、
接し方を変えていくことが重要なのは言うまでもありません。
でもそういう方向に意識を向けることは、
毎日ガミガミ言わざるを得ない状況にある親にとっては、
なかなか難しいものです。
本書がきっかけとなって、そのように気持ちを
向けられるようになったらいいなと思います。

     
    
    
4.編集後記
◆━━━━━━━━━

前記事からだいぶ日にちがたってしまい、申し訳ありません。
ずっと気になっていたので、年末の気ぜわしいときですが
更新しました(^^;)
    
先日、一つ企画を書いて、ある編集者の方にご案内をしました。
感想などは年明けに伺うことになっています。
どきどき〜♪
    

このブログを書き始めて、本を選びやすくなった気がします。
もちろんブログで取り上げた本を企画にする場合もあれば
それ以外の本を企画にする場合もあります。

   
今年は企画を3つ書きました。
これって多いのか少ないのか……?
私のこれまでの経験を考えると、多い……ほうかも。
なんせじっくり読まないとまとめられないので
本当に時間がかかります。
もう少しスピードアップしたくて、
流行りの速読とかやってみるのですが、
なかなかうまくいきません。

   
速読で得た大まかな内容は、
あらましを書くにはいいのですが、
類書と比較検討するときは、もう少し詳しく
分かっていないと難しいです。

   
来年はどうなるかな?
最低3つは書いてご案内できるよう、頑張ります!(^^)
   
   
 

ご訪問くださるみなさま、
こんな不定期なブログですが、今年一年、
読んでくださってありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えください。
   
    
   

2012.12.27 Thursday *** 子育て全般 / 15:05 / comments(0) / trackbacks(0)


「アイラブユーだけじゃ足りません:自分を大事にできる子に育てる方法」
JUGEMテーマ:洋書多読






 1.タイトル
◆━━━━━━━━━


More Than Saying I Love You:
4 Powerful Steps That Help Children Love Themselves
(アイラブユーだけじゃ足りません:
自分を大事にできる子に育てる方法【拙訳】)



2.概要
◆━━━━━━━━━


自分のことを心から好きだと思える子は、
自己中心的とかナルシストとは違い、
あるがままの自分を受け入れ、大事にできる。
そういう子は、他人のことも大事にできる。
人を思いやり、愛情を持って接することができるのだ。
そのような子に育てるにはどうすればよいか。
親は子どもに「大好きだよ」「愛しているよ」と言い続ければ
自動的に子どもは自分のことを好きになると思いがちだが、
それだけでは足りない。
本書は、子どもが自分を受け入れ、自尊心を高めるためのコツを、
4つの成長段階に分けて伝授する。
レビュー数は33、星の評価は4.9。



3.レビュー・印象
◆━━━━━━━━━━━━


この本はを見つけたのは偶然でした。
日常のいろいろな人間関係にもまれる中で、
やはり人は多かれ少なかれ自己中心的な面や
自己顕示欲を持っているものなんだなぁ、と
ちょっと悲しく腹立たしくも思ったとき、
なんとなくself-centeredというキーワードで
洋書を探してみたのです。
そうしたら本書がヒットしました。


中身検索でプロローグを読んでみたら、
さっそく引き込まれました。
小論文の問題のように
「あなたが今までで受けたアドバイスのなかで
いちばん良かったものはどんなものですか。
500ワードで答えなさい」
という質問があって、それに対する答えが、
数ページにわたって書かれています。
答えたのは、著者の18歳になった娘。
その内容は、
自分を愛し大事にすれば、人のことも大事にできる、
という母(著者)からのアドバイスでした。


生まれたときからそのように教えられた娘は、
学校で髪の色をからかわれても
「私はこの色が好きなのよ」と言って全然へこたれなったり、
思春期になっても分別ある選択ができたりしました。
友達が酒を飲んだりドラッグをやったりしても、
それに流されないでいられたのです。
そういう行為が良いとか悪いとかではなく、
自分の選択肢にはないのだ、と書いていました。


母親のアドバイスのおかげで、
友達関係のプレッシャーや非難があっても
しっかりと自分の信念を持って生きられる、と言います。
さらには、自分に自信がつくので
新しいことにもチャレンする勇気が持てる、とも。


……この娘さんのエッセイを読んで、
私は「自分を大事にすること」の重要性をひしひしと感じました。
うちの子も、しっかりと分別ある選択ができる子、
心の強い子に育ってほしいと思いますが、
この「自分を大事にすること」を
どう教えてやればよいのでしょう?
ぜひとも続きを読んでみたくなりました。


 


詳細は米国アマゾンのこちらへ。http://amzn.to/rTmv29

2011.12.12 Monday *** 子育て全般 / 10:14 / comments(0) / trackbacks(0)


「子育ての手引き:子どもの協調性を伸ばそう」
JUGEMテーマ:洋書多読








1.タイトル
◆━━━━━━━━━

Love, Limits, & Lessons:
A Parent's Guide To Raising Cooperative Kids
(子育ての手引き:子どもの協調性を伸ばそう【拙訳】)


2.概要
◆━━━━━━━━━

当り前だけれど絶対に重要なことを着実に積み重ね、子どもの能力や協調
性を伸ばす。その目標を実現するため、子どもの行動の原因を理解する方
法や、ガミガミ言わずに上手に導き、家族としてのきずなを深める方法な
どを伝授する。時間に追われる現代の子育てで対応の難しいさまざまな状
況を取り上げ、アドバイスする。
レビュー数は46、星の評価は4.9。


3.レビュー・印象
◆━━━━━━━━━━━━

レビューを見ていると、親だけでなく教育関係者からも高い評価を得てい
ます。著者のセミナーに参加して本書を買った人が多く、だからよけい評
価が高いのでしょうか。ほかの子育て書の著者からも5つ星のレビューを
もらっています。

内容はそれほど目新しくはなさそうです。概要でも「offers solid commo
n sense solution 当り前だけど重要な対応方法を伝授する」と書いてあ
ります。

でも目次が細かく状況別になっているので、困ったときに早く対応方法を
見つけるには便利そうです。実際、それがほかの子育て書とは違う優れた
点だ、というレビューがありました。ちまたの子育て書は、児童心理学と
か学習プロセスとか、そういう知識的なものばかりで、「だから実際はど
うしたらいいのか」という読者の一番知りたいところまでたどり着かない、
でも本書ではそこをダイレクトに教えてくれる、と。食習慣からイジメま
で、さまざまな現実的な悩みに役立ちそうです。

子どもの年齢は、乳幼児から大学生くらいまでを対象にしており、親子関
係だけでなく、夫婦や友達、同僚との関係を良くするにも有効とのこと。

あっ、それとADHDの子どもに接するにも有効だったとレビューがいく
つかあり、それも印象的でした。ADHDに特化した本はたくさんありま
すが、一般的な子育て本でADHDの子どもにも役立ちました、という本
はあまり見かけませんので。





詳細は米国アマゾンのこちらへ。http://amzn.to/tM0Gjo

2011.11.04 Friday *** 子育て全般 / 10:34 / comments(0) / trackbacks(0)


「子どもと親と親子バトル:人生に勝つ」
JUGEMテーマ:仕事のこと
JUGEMテーマ:洋書多読

 

1.タイトル
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Kids, Parents, and Power Struggles: Winning for a Lifetime
(子どもと親と親子バトル:人生に勝つ【拙訳】)


2.概要
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1998年出版のベストセラー『Raising Your Spirited Child 』
(『言うことを聞かないのはどうしてなの?』サンマーク出版)
の著者メアリー シーディの2001年の著。
  

ダニエル・ゴールマンの名著
『EQ・こころの知能指数』をベースに、
親子バトルを、家族の相互理解への架け橋ととらえ、
親子バトルは、子どもに大事なスキル
(怒りの対処法や問題解決)を
教えるチャンスである、と説く。
  

親は「気持ちのコーチ」であり、その役割は
プレイヤーである子どもの長所や短所をしっかりと理解し、
やり方や見本を見せながら
強い「チーム」を作っていくことにある、と述べる。
  

子どもの年齢は問わないが、幼ければ幼いほど
本書のコンセプトを適用しやすい。
  
  


3.現役ママ(私)の印象
◆━━━━━━━━━━━━

この本は、きょうだいゲンカの本を探している中で見つけました。
その本のレビューの中に、「きょうだいゲンカで困っているなら、
この本よりもこっちがおすすめ」と言って
本書が紹介されていたのです。
  

本書のレビューは38個あって、星5つの評価が圧倒的でした。
あるレビューでは、本書が子どもの性格に
特に注目している点を高評価していました。
同じ言い方ややり方でも、子どもの性格によって
うまくいく場合と失敗する場合があります。
その辺の情報やノウハウが割愛されている子育て本は多いのに、
本書ではちゃんと述べている、と書かれていました。
  

このレビュー作者はかなり子育て本を読んでおり、
本書以外にもおすすめ本を列挙しています。
そして、子育て書を多読して目が肥えている読者には、
本書なら新しいことが発見できるから、絶対本書をおススメ、
と念押ししていました。
  

私自身、和書も含めて子育て本には、
目が肥えていると思っている(!?)ので
新しい情報を得られるならぜひとも読んでみたいと思いました。
  

そしてもう一つ、興味深いレビューがありました。
このレビュー作者のいちばんのお気に入りの子育て本は
バーバラ・コロローソの
『子どもに変化を起こす簡単な習慣』(PHP研究所)でした。
でも本書に出会ってから、コロローソの本は
トップの座から転落したそうです(^^;)
  

彼女が初めてこの本を読んだのは9年前で、
息子さんは現在ティーンエージャーです。
もちろん、まだティーンなので
これからどうなるかは分かりませんが、
周りのティーンエージの子たちを見ると、
息子の(精神面での)成長ぶりや
今の自分と息子との関係がありがたく、うれしく思えるそうです。
そういう息子に育てられたのは、本書のおかげだと言います。
  

もちろんそうは言っても「ティーン」ですから
ティーンらしく反抗したり失礼なことを言ったりしますが、
謝るべき時にはちゃんと謝れるし、
自分の気持ちをきちんと伝えることもできるそうです。
そのほかにもいろいろと良いところがたくさん書かれていて、
現在12歳の息子を持つ私は思わず
  

「いいなぁ〜」
  

とつぶやいてしまいました。
うちの息子はこれからどんどん難しい時期に入ります。
この本、買ってしっかりと読みたくなりました。


米国アマゾンの詳細はこちら
  
  

2011.09.24 Saturday *** 子育て全般 / 17:45 / comments(0) / trackbacks(0)


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