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2013.04.01 Monday *** - / / - / -


「子どもとしっかりつながっていよう」
 




1.書籍情報
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【タイトル】
子どもとしっかりつながっていよう:
仲間より親との関係が大切な理由


(Hold On to Your Kids:
Why Parents Need to Matter More Than Peers )


【著者】Gordon Neufeld,  Gabor Mate M.D.



【発行年】2005年4月



【レビュー数・評価】70、★は4.5


【米国アマゾンのサイト】
http://amzn.to/pnbcF 


2.概要
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思春期の子どもは、親より仲間中心にものごとを考える傾向がある。
善悪の価値感やアイデンティティ、行動規範などはすべて
親より仲間とのつながりを土台に形成される。
その結果、家族のきずなが過小評価され、
校風が殺伐とし、嫌悪感が生まれ、性問題も生じる。
こうした傾向は、学校でのいじめや子どもによる暴力行為等に
顕著に表れており、重大な青少年犯罪にまで
深刻化したケースもある
(コロンバイン高校銃乱射事件、
その8日後に起こったカナダアルバータ州の
W.R.マイヤーズ高校での事件など)。
本書ではこの若者の仲間達重視の傾向が
細かく記述され、議論されている。
問題の本質を理解すれば、解決策はおのずと見えてくる。



3.感想
◆━━━━━━━━━


私の息子はもうすぐ中学生になります。
先輩ママさんは、子どもが中学校に入ったとたん
何も話さなくなり、学校や友達のことがよくわからない、
とこぼしていました。
そういう話を聞くと、
うちの子は大丈夫と自分に言い聞かせてはいますが、
やはり友人関係が心配になってきます。


著者はカナダ社会を背景に本書を書いていますが、
日本でも若者を取り巻く環境には共通点があるように思えます。
ちょっと周りを見れば、夜遅くまでコンビニの前でたむろしたり
派手なメイクをして繁華街をうろついたりする若者がいます。
あまり健全とは思えません。


(本書の事例はやや極端であるとのレビューもありますが)
本書では「友達関係」対「親子関係」という構図で、
子育てが描かれているようです。
親子の絆の深め方をうたった本は多いですが、
友達関係と絡めて論じるのは興味深いと思いました。
「思春期に入ったんだから仕方がない」と
当たり前のように諦めるより、
積極的に上手にコミュニケーションを取れるようになりたいものです。
本書にはそのヒントが書いてあるのでしょう。
ぜひとも読んでみたい一冊です。



 

2012.03.18 Sunday *** 思春期の子育て / 19:49 / comments(0) / trackbacks(0)


「子どもをネット犯罪から守るために」
JUGEMテーマ:洋書多読




 
1.書籍情報
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【タイトル】
子どもをネット犯罪から守るために:
デジタル時代の子育ての利点と危険を知ろう

(The Parent's Guide to Texting, Facebook, and Social Media:
Understanding the Benefits and Dangers of Parenting
in a Digital World )

【著者】Shawn Marie Edgington

【発行年】2011年4月

【レビュー数・評価】38、★は4.9

【アマゾンのサイト】
http://amzn.to/wz3d6F (米国)
http://amzn.to/wJKEiI (日本)


2.概要
◆━━━━━━━━━

インターネット犯罪から子どもを守るための指南書。
子どもが巻き込まれるネット犯罪は、
誹謗中傷によるいじめやセクハラ、
個人情報の窃盗などさまざまである。
携帯メールやソーシャル・ネットワークの基本から、
プライバシーの保護やセキュリティ設定、
ネットいじめの対策まで、
親が知っておくべき情報を解説する。


3.感想
◆━━━━━━━━━

私自身、四六時中パソコンを触ってブログを更新したり
SNSで情報を収集したりし、不審なサイトには近づかず
クリックもしないようにしています。
しかし6年生の息子もだんだんパソコンを使うようになり、
ネット検索も最近は自分でやっています。
変なサイトにヒットしないように
フィルターをかけてはいますが、
親の目が行き届かなくなるのも
時間の問題のような気がします。

そんな漠然とした不安を持って
何気なく子育ての本を探していたら、
本書を見つけました。
実際に防衛策を講じるにはまだ早いかなと思いつつ、
序章を読んでいたら、あまりに現実的な悲劇の数々に、
悲しく恐ろしくなりました。

著者の娘ミーガンはネットいじめにあい、
自殺してしまいました。
自殺に至るまでの経過がざっと書かれていました。
ネットで知り合った男の子が突然
「もうお前のことは友達とは思わない」と言い始め、
それから二人の女の子も加わって、
きつい言葉で娘を非難しました。
著者は慰めたものの、
娘は学校のみんなに知れ渡るのを恐れました。
著者は「だからもう、やめなさいって言ったのに」
とたしなめると、
娘は「ママは私の味方じゃなかったの?」
と言って部屋に駆け込みました。
しばらくして突然、著者は戦慄を覚え、
娘の部屋に飛び込みましたが、
そのときにはもう、娘は首をつっていました……。

さらに恐ろしいのは、
きっかけを作った男の子は実在せず、
その正体は、小学校からのミーガンの友達とその母親、
その母親の仕事を手伝っている
18才の女の子だったということです。
ネットいじめをした理由は、その友達が、
「ミーガンが自分の悪口を言っているのではないか」
と疑ったことでした。

ほんのささいなことが悪夢と化す恐ろしさを、
序章で早くも実感しました。

著者はネットいじめ防止の第一人者であり、
米国内でセミナーを開いたりテレビやラジオなど、
幅広くメディアに登場したりして、
ネット上の悲劇をなくすべく奔走しています。

日本でもプロフや学校裏サイトなどが
いじめの温床になっていますね。
わが子がそのターゲットにされない保障は
どこにもありません。
思いがけず加害者になる可能性もあります。
具体的な話やデータを知れば知るほど恐ろしく、
危険がすぐ身近に潜むことを強く感じました。
本書を読んで、万一にそなえたいと思わざるを得ません。


2012.02.01 Wednesday *** 思春期の子育て / 10:00 / comments(0) / trackbacks(0)


「ティーンエージャー語:親の『バイリンガル』への道」
JUGEMテーマ:洋書多読

 


1.タイトル
◆━━━━━━━━━

Teenage as a Second Language:
A Parent's Guide to Becoming Bilingual
(ティーンエージャー語:親の「バイリンガル」への道【拙訳】)

   

2.概要
◆━━━━━━━━━

思春期の子どもを持つ親向けの本。
突然、無口になって反抗的になる子どもとどうすれば
うまくコミュニケーションが図れるか、
多くのティーンエージャーとその家族を
カウンセリングした著者が、その秘訣を伝授する。
例えば、ルール設定を手助けする方法、
ルールを破った時に結果を経験させる方法、
自己主張が強いのは、実は年相応であることを理解する方法、
批判や評価をせず、怒らないでいる方法等。

   

3.現役ママ(私)の印象
◆━━━━━━━━━━━━

うちの子は今、12歳です。
思春期前のややこしくなり始めた時期
(英語ではtweenという言葉があります)で、
読者レビューを見ると、この本は、思春期の子はもちろん
そういうtweenの子どもを持つ親にもおすすめだそうです。
  

特に目立った感想は、仕草や表情などのノンバーバルな部分と、
ティーン特有の(短くそっけない?)言葉の解釈の仕方について。
こういう仕草や言葉にはこういう意味が込められていて、
こう返すとよいという説明が、子どもを
よりよく理解するのに役立ったと言います。
あと同じ状況を、子どもの目から見るのと
親の目から見るのとではこう違う、
というのも目からうろこだったというレビューもありました。
  

なるほど思春期を迎えると、
きっとそれまでよくおしゃべりしていた子どもが
突然無口になったりするのでしょう。
ただでさえ口数が少なくなるのですから
、言葉以外にヒントを見つけて子どもの本心を知るのが
重要になってくるのでしょうね。

  
著者の1人のインタビュー動画を発見したので見てみました。
この本を書いたのは大人である2人の著者ですが、
内容を提供してくれたのは実はカウンセリングした
多くのティーンエージャーだと言っていました。
大人に理解できない仕草や言葉の意味を
その子たちに教えてもらい、
それを本にしたということです。

   
私の知り合いで思春期の娘さんを持つお母さんは、
こうぼやいていました。
ついさっきまで普通にしゃべっていたのに
いつのまにか怒っている。
なんで怒っているのかわからないし、
話しかけたら余計に怒るし、もう理解不能、と。

   
仕草や若者特有の言葉は、日米の文化で違いますが、
それらの根底にある子どもの本音やこの時期特有の悩みは、
共通しているのではないでしょうか。
違った文化から共通する(と思われる)子どもの視点を
知れば、思わぬ発見がありそうです。
そういう意味で、本書は
日本の読者にも有益な一冊になるような気がします。


   
 

 

2011.09.07 Wednesday *** 思春期の子育て / 13:12 / comments(0) / trackbacks(0)


「思春期の子育て:愛情と、もう一つ大事なもの」
 

 

1.タイトル
―――――――
Parenting Teens With Love And Logic
(思春期の子育て:愛情と、もう一つ大事なもの【拙訳】)


2.概要
―――――――
すでに邦訳が出ているParenting With Love And Logic
(『子育て「愛ことば」』2007年 三笠書房)の思春期版。
基本的な考え方やアプローチは
『子育て「愛ことば」』と同じですが、
思春期特有の問題に応じたアドバイスが得られるようです。
大きな柱になっているのは、
子どもに自分で考えさせ、決めさせて、
その結果を子どもに経験させるという考え方。

米国アマゾンのレビュー数は71もあり、おおむね好評です。
この本をきっかけに子どもとの関係が変わったとか 、
うまくいくようになったとかいう内容が多いです。
3部構成のうち第3部は、
状況別にアドバイスを示しています。
「友達関係」「成績」「インターネット」など
インデックス化されているのでサッと、
より具体的なアドバイスを引き出せそうです。

批判的な意見で目立つのは、
かなりキリスト教色が強いということ。
それに対するコメントでは、それほど気にならないとか、
エッセンスを取り出せば役立つというものもありましたが、
実際どの程度なのかは読んでみないと分かりません。

参考までに上記の邦訳『子育て「愛ことば」』の
感想を調べてみましたら、日本の書店サイトには
レビューはなかったものの、
ブログにはいくつか感想が書かれていて好評でした。
あまりキリスト教色は強くないのか、
それともそういうのを超えて
ものすごく役立ったのかもしれないですね。


詳細は http://amzn.to/qCWXgl (米国アマゾンへ)

 

3.印象
―――――――

子どもに考えさせてその結果を(辛くても)経験させる
という考え方は、別の子育て本でじっくり読んでいて
結構しみついているので、私自身、
わりと実践できていると思います。
といってもうちの子はまだ思春期前なので
比較的やりやすいだけなのかも。

周りを見てみると、「子どもには苦労させなくては」と
分かっているのに、いざ子どもが苦境に立たされると
全力で子どもを「守って」いる親、
けっこういます。
100%子どものためだと思ってやっているので、
自分が、子どもの学ぶチャンス
(自分を省みたり、考えて判断したりするチャンス)
を奪っていることに気づいていません。
子どもの友達関係に口を出したり、
成績に不満があって先生に意見したりして、
親は本当に必死なんでしょうね。

そういう話を聞くと、
それは子どもの問題であなたの問題ではないでしょ?
とその親に言いたくなるのですが、
同じ子育て中のママという立場ではなかなか言えません。
そういう人がこういう本を読んだら
目から鱗が落ちるのかな?
少なくとも米国アマゾンのレビューは
そんな感じに思えました。




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2011.08.05 Friday *** 思春期の子育て / 20:18 / comments(0) / trackbacks(0)


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